講師
坂川善樹(サカガワヨシキ)
高校演劇を経て、群馬県高崎市の市民劇団に所属、その後都内某劇団に入団し研究生として演出部、俳優部を経験。1998年より帰郷。現在は前橋市を中心に地域芸術活動を舞台監督、音響、照明などでサポートをしている。アーツサウンドビジュアル専門学校講師。隆善舞台代表。
俳優の皆様こんにちは。新しい台本に出会う度に挑戦の意欲にかられ、ワクワクしますね。稽古が進むにつれ、役作りとは?よい演技とは?というテーマとの戦いが始まり、悩み、時に涙し、そういった経験をしながら迎えた終演後には公演が終わった達成感に酔いしれ、見に来てくださったお客様の温かい言葉に癒される。さて、こういった繰り返しのどこかで、役をやり切った満足感が欲しかったり、お客様のお世辞ではない熱い拍手を手に入れられなかった不甲斐なさを感じたりしていませんか?役者を一番育ててくれるのはステージ数です。しかし、地方の公演では年に2回、1回の公演で4ステージ。つまり年間8ステージ程度の経験しか積めません。5年やっても50ステージの経験は。積めないのが現状です。更に、同じ役者仲間、同じ演出家のもとでしか積んでいない経験は成長の停滞を引き起こす可能性を持っています。
そこで今回、役者自身が台本や演出と向き合い、50ステージの階段を2段、3段とびで駆け上がれるように【基礎】と【技術】二つの俳優講座を企画しました。奮ってご参加ください。