アーツカウンシル前橋 リサーチャーを公募
先日、しれっと「文化芸術市民会議」に参加してきまして、「文化芸術市民会議」のアーツカウンシル前橋がリサーチャーを募集するとのことで、勝手にそして簡単に記事を書かせてもらいます。
アーツカウンシル前橋とは?
前橋市の文化行政を推進する新たな取り組みとして、平成30年5月24日に設立。行政と一定の距離を置き、文化芸術の調査・分析を行うことにより文化行政の専門性・透明性を確保することを目的としている。
アーツカウンシルとは「芸術文化に対する助成を基軸に、政府・行政組織と一定の距離を保ちながら、文化政策の執行を担う専門機関」と定義されており、それぞれ国の特性や文化政策の方針に沿った事業、運営が行われます。発祥は英国とされ、欧米諸国やシンガポール、韓国など、世界各国で設置されています。
日本では、東京・大阪を始めとした主要都市にてこのアーツカウンシルの活動が行われています。
地方都市では新潟・高知など県単位での活動が主にあります。
アーツカウンシル前橋では、その名の通り前橋市で行われている文化芸術の調査・分析をするという比較的珍しいケースとなっています。
アーツ前橋や商店街でのアートイベント、アートギャラリーの設置など、前橋市ではそれだけ文化芸術活動が盛んであるということです。
アーツカウンシルについて詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
複数形の<アート>を評議する~アーツカウンシルが問う芸術文化
リサーチャーとは
各分野の文化芸術事業に対し、専門的な視点や市民の目線で公正公平に調査を実施し、統括責任者(アーツカウンシル前橋委員長)に調査結果を報告する調査員のことです。
アーツカウンシル前橋が動き出すにあたり、その文化芸術活動を調査する方を募集しているようです。
文化芸術事業を調査し報告するというのがメインの仕事になります。
18歳以上で文化芸術活動に関心がある方であれば住居を問わず申し込める点も気軽に申し込める要素の一つですね。
群馬の演劇文化がどのような状態にあるのか。
群馬の演劇はどのくらい面白いのか。
そんな調査をできるやもしれません。
募集要項について
前橋市役所ホームページの人材募集のページに記載されています。
アーツカウンシル前橋・リサーチャーを募集!!
任期
選任日から平成31年3月31日まで。更新の可能性あり。
ただし、調査業務や調査報告書の作成を怠るなど、不適任と認められる事実があった場合は、年度末を待たず委嘱を解除します。
申込受付期間
平成30年8月1日(水)~8月31日(金)(必着)
申込方法
リサーチャー申込書に必要事項を記載し、論文(ご自身の関心のある文化芸術や、行政の実施している文化芸術活動に関する意見、自分の活動についてなど800字~1,000字、様式問わず)を添付してアーツカウンシル前橋事務局へ提出してください。
※上記のリンク先に申し込み用のデータファイルが添付されています。
前橋市の文化芸術の促進に関わることのできる面白い機会だと思います。
ご興味のある方はぜひ応募してみましょう!
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