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渋ミュ2018 【ぼんやしろしろ】稽古場直撃取材!

2019年3月16日(土)・3月17日(日)に行われる「渋ミュ」こと渋川市オリジナルミュージカル「ぼんやしろしろ」は、渋川市で若者や子どもたちが夢を持てるような魅力的な地域づくりの一環として、地域が一体となって製作を進めているオリジナルミュージカルです。
いったい、どんなミュージカルなのか、どんな方たちが関わっているのか、取材してきました!

渋川市オリジナルミュージカル「ぼんやしろしろ」
あらすじ

 

実家の裏山の上にある小さな小さな社。小さな女の子二人と男の子一人。「ぼ・ん・や・し・ろ・し・ろ」日暮れまで遊んだ記憶と、セミの鳴き声。ある日突然、あなたの思い出の場所が便利さと引き換えに無くなるとしたら。。。夏の盛り、盆休み。大人も子どもも、男も女も、誰でもあるふるさとの物語。温かく切ない、ちょっと不思議なオリジナルミュージカル。

渋川と東京の共同作業 ―魅力ある地域づくりを目指して―

首都圏との交流人口を増やすため、若者の文化活動と地域住民との交流を進めながら、未来に向けた「魅力ある地域づくり」を目指しているボランティア団体「渋川子ども若者未来創造プロジェクト」が主体となって運営をしているこのミュージカルでは、渋川市在住・在勤の出演者及びスタッフ約50名と東京から経験豊富なスタッフ陣約20名の総勢70名が一丸となって製作をしています。

脚本・演出にはもんもちプロジェクト主宰の中原和樹(なかはらかずき)さん、振付には渋川市出身のミュージカル俳優、飯塚朋子(いいづかともこ)さんなど経験豊富なスタッフ陣が携わり、初めてミュージカルに関わる出演者をサポート。東京から来るメンバーは、稽古の際には渋川市内の空き家に宿泊し、ミュージカルの舞台となる渋川の様子を肌で感じつつ、出演者陣との交流を深めています。

演出 -役者は登場人物の感情にいかに共感するか-

○中原和樹(なかはらかずき)
 劇団もんもちプロジェクト主宰・演出。日本演出者協会会員。山梨県立県民文化ホールアーティスティックアドバイザー。演出家、劇作家、舞台監督、アクティングコーチとしての顔を持ち、多種多様な活動を同時に進め、色々な角度と深度で舞台芸術に向き合いながら、生演奏の音楽と芝居との融合、現代美術・舞踊・舞踏・他ジャンルとクロスオーバーするような舞台作品製作を続け、既存の枠組みに囚われない表現を創作している。

■主な活動実績
・大地の芸術祭2018
あざみひら演劇祭にて、音楽舞踊朗読劇 脚本、演出
・山梨県立県民文化ホール主催「2日間で創るミュージカルWS」講師
・田村っ子の生きる力を育む会主催
「福島県田村市で、子供たちと二日間で創るミュージカルWS」講師
・中之条ビエンナーレ2019 出展予定

 「演劇は会話だ」と話す中原さん。その演出方法は「その役が感じている感情を実体験とリンクさせること」に重点を置き、いかに台本上の登場人物が感じていることや向き合っている事柄に対して共感するかを役者に対して発信しているそうです。取材日には子どもたちのシーンの稽古をしていましたが、子どもたちと同じ目線で話している中原さんが印象的でした。

中原さんのミュージカルに対する想いや脚本の着想についてはこちらのブログをご参照ください!
↓↓↓↓

演出・中原和樹 × 振付・飯塚朋子 対談をレポート!!


地元密着型ミュージカル -出演者だけでなく様々な協力でひとつの舞台をつくる-

昨年の9月に出演者を公募し、集まった出演者は全員渋川市に在住・在勤。子どもから70代まで様々な年代の人が出演します。出演者の中には東京からの役者も混在しますが、メインとなる役どころは全員渋川に関係している方です。ほとんどの人がミュージカル出演は初めてで、プロの役者からレクチャーを受けながら稽古を続けています。

ミュージカルは演技だけでなく、ダンス、歌、音響、照明、舞台装置作成など多くの人のかかわりを必要とします。「ぼんやしろしろ」では舞台関係者のみならず、稽古中の食事や舞台装置の作成をサポートするボランティア、協賛する企業や個人など多くの地域の方が携わる事でひとつのミュージカルが作られています。取材日にはボランティアチームの方々が作ってくださった美味しいカレーをいただきました。こういったボランティアの協力がミュージカル製作の活力になっているようです。

取材日には群馬県立女子大学の学生が舞台セット製作の手伝いに来ていました。


渋川市の企業からの協力や伊香保温泉とも提携しており、直接舞台を作っている方だけでなく「外側にいる人」を巻き込みながらひとつの舞台作っています。
オリジナルミュージカル製作を通して、様々な人が関わり、交流していく・・・「渋川子ども若者未来創造プロジェクト」の掲げる「魅力ある地域づくり」はこういう交流を通じて体現されていくのだなと感じました。

行きづらいを解消! -公演当日は渋川駅からマイクロバスが運行-

「渋川に行きたいけど、交通手段がない・・・」そんな方にも安心。市内の移動手段として、「渋川駅・北橘公民館間」「伊香保温泉街・北橘公民館間(宿泊者用)」にてマイクロバスが公演時間に合わせて運行されます。

東京からお越しの方、交通手段がなくて見に行けないという方にも安心して「ぼんやしろしろ」の会場に来ていただくことができます。伊香保温泉に一泊しながら観劇というのもいいですね!

申し込みの方法は、渋川子ども若者未来創造プロジェクト(渋ミュ2018)公式TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)に「詳細希望」とご連絡ください。

https://twitter.com/shibumyu_2018/status/1100164566305001472

充実した広報活動 -様々なメディアにも掲載―

渋川市オリジナルミュージカル「ぼんやしろしろ」、その魅力はブログ、Twitter、インスタグラムで確認することができます。出演者へのインタビュー、対談、特集など多くの視点から「ぼんやしろしろ」の魅力を教えてくれます。気になる方はぜひチェックを!
ブログ https://ameblo.jp/shibumirai/
Twitter @shibumyu_2018
Facebook @shibumyu
Instagram @shibumyu

渋川市でオリジナルミュージカルを上演するこの取り組みは、多くのメディアでも取り上げられています。様々な媒体で「ぼんやしろしろ」の魅力を知ることもできます。

2019/02/15【三山春秋】(上毛新聞)
朝日ぐんま Vol.116(2019年2月8日付)ミュージカルづくりは人づくり
・渋川フリモ2019年3月号Vol.49(PDF)201903_k1_sibu
・渋川ドットテレビ

地域一丸となってひとつのミュージカルを作成する様子を、少しはお伝えすることができたでしょうか。
今月の16日(土)、17日(日)はぜひ渋川へ!

スライドショーには JavaScript が必要です。


公演情報

渋川市オリジナルミュージカル
ぼんやしろしろ

演出・脚本:中原和樹
歌唱指導:山野靖博 振り付け:飯塚朋子 作曲:伊藤駿

あらすじ
実家の裏山の上にある小さな小さな社。小さな女の子二人と男の子一人。「ぼ・ん・や・し・ろ・し・ろ」
日暮れまで遊んだ記憶と、セミの鳴き声。ある日突然、あなたの思い出の場所が便利さと引き換えに無くなるとしたら。。。
夏の盛り、盆休み。大人も子どもも、男も女も、誰でもあるふるさとの物語。温かく切ない、ちょっと不思議なオリジナルミュージカル。

公演日時
2019年3月16日(土)開場:17時半〜、開演:18時半〜
2019年3月17日(日)開場:12時半〜、開演:13時半〜
上演時間は1時間40分を予定

場所
北橘公民館ホール
群馬県渋川市北橘町真壁2354→Googleマップを開く
会場への詳細アクセスはこちら

チケット
大人・1000円(中学生以上)
子ども・500円(小学生以下)
※3歳以下で大人の膝上での観劇は無料

取扱窓口
渋川市内7カ所で購入可能
渋川市役所市民協働推進課(本庁舎2階)、渋川駅前プラザ、伊香保行政センター
小野上行政センター、子持行政センター、赤城行政センター、北橘行政センター

WEB予約
専用ページから必要事項を記入の上、予約。
当日受付にて料金と引き換えにチケットを発行致します。
WEBからの予約はこちらから↓↓↓
http://ticket.corich.jp/apply/96906/


 

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