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【高崎経済大学演劇研究会】公演後インタビュー!!後編

今回は、7/14~15に公演を行った高崎経済大学演劇研究会さんにお邪魔してインタビューをさせていただきました。この日は公演が終わって一日しか経っていない、終わってすぐの状態をインタビューしました!私も7/15日午前中の公演を楽しく観劇させてもらいました。

「ぐんま演劇商店街」初のインタビュー記事を快く受けていただいて、今回の公演の感想や、裏話などを聞いてまいりました。

 

 

 

 

 

 

公演の概要はこちらにございますので、よかったらご確認くださいませ。

残念ながら公演を見られなかった方のためにあらすじをパンフレットから抜粋させていただきます。

あらすじ

主人公、前田裕介はひそかに恋をしていた。
しかし、その意中の女子、渡辺真子は裕介の嫌いな男、大島和樹と恋のクライマックスの真っ最中であった。このままでは裕介の恋愛成就は皆無・・・。裕介の、嘘と謀略による周囲を巻き込む恋愛大作戦(?)が始まる・・・

この記事はインタビューの後編となります。
前編をまだお読みになっていらっしゃらない方はこちらからどうぞ↓

前編記事

台本の発想はどこから?

鳴海:今回の舞台は高校の文化祭で壁ドンカフェをクラスで出すって話だったじゃないですか。「壁ドンカフェ」ってどうやって思いついたんですか?

酒井:「壁ドンカフェ」はどこの劇団か忘れちゃったんですけど、コントの観劇した時に宗教上の理由でずっと壁を背負わされているキャラがいたんですよ。ずっと。(笑)

田代:生まれたときから壁を背負ってる(笑)

酒井:なんだこれ、これは面白いな、うちの劇でも使ってやろう、って思って使いましたね。

田代:脚本の提出の締め切りが5月中旬くらいで、4月末からずっと「壁ドン使いてー」って言ってました(笑)

鳴海:それで壁ドンと高校の文化祭をつなげたと。

酒井:壁ドンと文化祭がつながったのは確か、最初にアガリスクさんのワークショップの影響を受けて登場人物が嘘を誤魔化してあたふたするっていうプロットはあって、キャラはこうで人物をこう配置してとかは先に決まってて、後はどの材料を混ぜようかなというときに壁を背負っている舞台をみて、壁ドン使いたいなー…どこか使えるところ…文化祭だ!ってなりました。

田代:材料をもらって二転三転してるもんね。ヤマンバギャルの話とか。

鳴海:ヤマンバギャル!?(笑)

酒井:ワークショップのあと学んだ事をサークルに持って帰って、みんなで共有していい題材あるかなって話した時に…ヤマンバの…なんだっけ?

田代:主人公がヤマンバギャルと結婚したいんだけど、親にヤマンバギャルであることがバレたら不味いからどう隠すかみたいなネタだったかな。

酒井:そうだった(笑)。ヤマンバギャルの格好をしている時点でこいつはヤマンバじゃんってインパクトがないので採用しづらかったんですけどね(笑) でも、脚本苦労しましたね。何とか伏線を入れようとするんですけど、途中で破綻してやり直したりで結構時間かかっちゃいましたね。

鳴海:脚本にかかった時間はどのくらいだったのですか?

酒井:僕結構ギリギリに書くんですよ。締め切りの一週間前とかにやっと「思いついた!」ってなって、二日三日くらいでガーッと書いて提出して、選ばれたら「よし、書き直します!」みたいな感じなんです。今回は余裕をもって一か月前から書こうと思ったんですけど、余裕がなかったですね。合間合間で書いたんですけど、「ここうまく行かないなー」とか迷うことが多くて時間かかっちゃいました。キャラクターの動機付けとか難しくて、例えば大地は主人公と親友なんですけど、親友ってだけで果たして「主人公が好きな女の子が他の男子に告白するのを無理やり止める」ってこんな複雑な状況を助ける動機になるかなって思った時に、大地が裸で恋ダンスを踊ってる動画で主人公に脅されてるなら従うでしょってなった。そのネタ自体も一時期Twitterで「裸で恋ダンス踊ってみた」っていうのがあって。これは面白いな、何かに使えないかなって思ってストックしていました。いつか使えないかなってそういうネタをいつもストックしてて、今回は結構使わせてもらいました。

裏方スタッフの力

鳴海:今回3年生にはスタッフも多いと思います。お二人から見てスタッフさんたちの動きはいかがでした?

田代:音響とかも照明とかも大道具とかも3年生がみんなプロフェッショナルなので任せれば何とかなるかなと。照明をやってた芳賀くんなんかは【照明の帝王】を自称していますからね。

酒井:自分でね(笑)

田代:実際僕も彼の照明は好きなので任せておけば問題ないかなって思っていました。

酒井:芳賀とかもこういうのやりたいって出してくるんで、それを入れられるような脚本を作るわっていう感じで案を出し合っています。各々そういうところがあるのでやってて楽しいですね。案も出てきやすい。

田代:本番一日目終わって「ここ照明違うな」変えてたりしましたね。実は僕も違うなって気付いてはいたんですけど、気が付くのが遅くて「いまさら言うのも悪いかな」と思って言わなかったんですけど、彼から言ってくれたのでじゃあ変えるかって。

鳴海:すごいですね。意思疎通がちゃんと言わなくても同じように捉えられてる。

酒井:僕らの代はもともとスタッフ志望が多いんです。田代も元々大道具とか音響・照明をやっていました。僕も色々やりたいことがあったので役者はたまにやる程度でした。

田代:もともと、役者志望の人っていたかな?(パンフレットを確認) ・・・いないね。

鳴海:あら、そうなんですか。演劇サークルとしては珍しいですね。

田代:僕らの一個上の代は役者が多かったのですが、僕らはほとんどスタッフ志望でしたね。

酒井:今回は3年生の引退公演ですから、この代の13人が一気に抜けちゃうんです。なので、最後にこれからを引っ張って行く1・2年生に「こういうことも出来るんだよ」と技術を残していくという面で活躍してもらいました。大道具とかも毎回パネルを八の字で2枚くらいしか用意しないんですけど、今回は「窓作ろう」とか「ドア作ろう」とか積極的に思ったりとか、広報だと今回カラーのパンフを作ったんですけど、いつもは時間がないとWordでパパっと白黒で作ってしまったりって感じなんですけど、今回はちゃんと印刷会社に頼んだりして、各々「集大成だ!」って感じでやっていました。

田代:持ってる技術のすべてを尽くしてくれたなって感じですね。

鳴海:酒井さんは広報の役職もやっていますけど、パンフレットの作成もやったんですか?

酒井:そうですね。パンフレットの原案を考えました。ぱぱっとつくって、「こんな感じでどうですか?」って田代に出して、OKをすぐに出してもらいました。広報って役職は仕事が多くてスピード勝負みたいなところがあってとろとろしている暇がないので大変でした。

田代:酒井君は広報も何回かやっているので慣れていました。

酒井:慣れてはいたけど、広報は今回で2回目かな。

田代:2回目だっけ!?もっとやってるイメージがあった。

酒井:やってると力の入れどころがなんとなくわかって来るんですよね。

鳴海:今回、いつもよりTwitterにオフショットとか載っていましたよね。

酒井:上の先輩たちからこうした方がいいよってアドバイスをいくつかもらってたりして、アイディアを溜めていました。先輩の助けもあったのでよかったです。1年生も結構面白いことを言うんですよ。パンフレットの中に人物相関図を作ろうという話は出ていたんですけど、「登場人物達の目線をその人が好きな相手に向けさせたい」って案を出してくれて、即採用しました。

鳴海:人物相関図はよく見ますけど、好きな相手に目線を向けるとより人物同士の関わり合いがよくわかるようになりますよね。教師役の人が一人だけ真っ直ぐ見てるっていうのもシュールで面白いですよね。(笑)

田代:この前の木曜日に劇を見に行ったんですけど、そこの劇団のパンフレットにも人物相関図があったんですよ。恋愛の話だったんですけど、目線の向きとかまではなかったので、この目線の案は他が思いついていない、いい線をついていたんだと思いました。

鳴海:今回、会場となった教室の後ろ側の黒板に如何にも高校の文化祭らしい絵だったり文字だったりがあったじゃないですか。あれは誰の発案だったのですか?普通、舞台面だけを装飾すればいいって考えちゃいますけど、会場の教室を全て舞台にしちゃおうって言う考えが見えて好きでした。

田代:舞台監督の永濱君ですね。

酒井:永濱も何回か舞台監督をやってて、最初は僕らも先輩とかも舞台監督って役職をちゃんとは理解していなかったので舞台監督の地位を画一してくれたのは永濱なのかなってのもありますね。ポスターとか受付のところに舞台上にあるのと同じ折り紙の輪をつけようとか、客席後ろの黒板を高校の文化祭っぽくしようって言ってくれました。

田代:僕はただ、いいよーっていう係ですから(笑) それ、採用で!やれ!みんな手が空いたら好きに書けって(笑)

酒井:サークル内の各々がみんながみんな演劇だけが好きってわけじゃなくて、みんなが持っている趣味を演劇に持ってきたりするので、そういう面では演劇に凝り固まってなくってよかったなと思います。そこはうちのサークルである強みですかね。

鳴海:パンフレットに載ってる写真を見ると本当に皆さん楽しそうにやっているなって伝わってきます。

酒井:この写真を載せるってことも僕の別のサークルでパンフレットを作った時にこういう仕様だったのでそれをやってみたんですよ。演劇外から持ってくるのが多いですね。ここは真似できるなって部分は積極的に演劇に取り入れています。

鳴海:そういういろいろなものを組み合わせたり、色々な所から取り入れたりってところで今回【集大成】って感じがしますね。

最後に

鳴海:最後に今後の展望がありましたら。

酒井:ひと段落はついて、就活とかが入って来るんであれですけど、その間にいろんなものをみてストックして、冬の公演までにこれつかえるよって次の代に教えられればって思います。色々見たりして向上をねしていこうと思います。

田代:大体彼が言ったことと同じなんですけど、あとは卒業公演で演出リベンジをしたいかなーって気分もありつつって感じですね。一年後どう思っているかわからないですけど(笑) もっと舞台とか本とか読んだりしてどんな練習が、どんな演出がいいのかをもっと研究したいと思います。

酒井:あ、あと11月の頭の文化祭では後輩たちが公演をしますので、ぜひお越しください!

鳴海:次の公演も楽しみにしています! 酒井さん・田代さんどうもありがとうございました!

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