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【群馬県立女子大学演激部】公演後インタビュー前編

インタビュー記事第二弾は7/14~16に【怪盗ジガー】を上演した群馬県立女子大学演激部さんにお邪魔してきました。
今回の舞台では3年生の先輩達があまり参加できず、2年生が中心となって公演の運営に尽力したそうです。
活躍したその2年生5名に公演を終えての感想や公演中の裏話を聞いてきました!

公演の概要はこちらにございますので、よかったらご確認くださいませ。

残念ながら公演を見られなかった方のためにあらすじを

あらすじ

平成の石川五右衛門、怪盗ジガー。
彼に盗めないものはない。
今宵怪盗ジガーの捕物はまさかのアレ…!?
怪盗ジガーとは何者なのか?
「あたし、わかっちゃったかもしれない!」
ジガーと今宵の捕物をめぐる、SF疾走劇!

鳴海     :インタビュー記事第二弾!ということで今日は「怪盗ジガー」という公演を行った群馬県立女子大学演激部にお邪魔しております。今回は3年生がほとんど参加できない中公演の成功に尽力した2年生の5名にお越しいただきました。まずは、自己紹介からお願いいたします!県立女子大演激部には「激部ネーム」という名前がそれぞれにありますので、そのお名前で自己紹介していただきます。

ノヴァ代   :激部ネームが『超☆新☆星スーパーノヴァ代』といいます。一応副部長をやっています。今回は「怪盗ジガー」役と制作でチラシと看板の作成に携わりました。

くつした2号 :激部ネームが『くつした2号』です。今回は演出をさせていただきました。あと衣装にもかかわっています。よろしくお願いします。

山村(さんそん):激部ネームがやまむらと書いて『山村(さんそん)』です。今回の公演では道具と制作に携わっておりました。よろしくお願いします。

精霊のにこごり:激部ネームが『精霊のにこごり』と申します。今回は警察役をさせていただいて、あとはチケットとアンケートとあと看板の制作をさせていただきました。よろしくお願いします。

アンゴラ椿  :激部ネームが『アンゴラ椿』と申します。今回の舞台は舞台監督と操作は一年生なんですけど、照明と音響の案出しをしました。よろしくお願いします。

 

先輩がいない中での公演準備

鳴海     :よろしくお願いします。ということで今日は公演が終わって2日後ということで皆さんに楽しく公演について振り返ってもらおうと思います。まずは、今回の舞台で楽しかったことはなんですか?

ノヴァ代   :まず、1年生が入ってきたことが今までと大きな違いで、今まで自分達が一番下でやってきたのでそこが難しくもあり楽しかったところかなってのが先輩としての接し方というか、それこそ今回は3年生の先輩が忙しくてあまりいらっしゃらないことが多くて、私たちが一番上でやることが多かったので、そこに関しては自分たちで作り上げた初めての劇ということでは全体的に楽しかったですね。ほかの人はどうだった?

精霊のにこごり:練習を進めながら1年生がどんどんうまくなってたりとか、成長を直に見れたのが楽しかったです。今後が楽しみ。

くつした2号 :「読み」と「オーディション」と「立ち」も違ったしね。

精霊のにこごり:日々成長している1年生に追いつかれてしまうんじゃないかと思いながら練習をしていました。

山村(さんそん):私たちが思いつかないことをどんどん言ってくれるから「あー、そうなるんだ!」ってなりました。

くつした2号 :学年が1年と2年で近かったので1年生にもアイディア出しをしてもらって、率先してやってもらったことも色々あったりして。

ノヴァ代   :これまでは色々な先輩が考えてくださったアウトラインに沿ってやってた節があったのが、演出が2年になって、舞台監督も2年になって、照明をどこに置くとかの舞台の構成とかも今まで先輩方にやってもらっていたけど、それも新たに2年だけで話し合いをしてっていうのが今までに比べて多かったね。大変だったかぁ・・・。大変でもあり楽しくもありって感じですね。

鳴海     :なるほど。今回は3年生が居ない中、1年生に色々教えないといけない状況で「大変だった!」って感じたほうが多かった?

精霊のにこごり:ぶっちゃけるとそっちの方が多かったんですけど、そもそもいろんなことに関して教えることの難しさを実感しましたね。

山村(さんそん):自分たちが感覚でわかってても一から教えないといけない。

アンゴラ椿  :私もすごかったな(笑)

ノヴァ代   :アンゴラは音響照明が一番できる人なので1年生に全部教えるのをやってもらってました。2年生同士は一年間一緒にやっている経験があるので、意思疎通が結構取れてて、私が演者で立っててもアンゴラに「ここの照明はこのタイミングで」とか「ここはちょっと音響弱めで」って言ったら私の欲しい照明や音響のフェードを感覚でやってくれるんですよ。

くつした2号 :演出とかもそういうところあるよね。

ノヴァ代   :だから、1年生だと技術や経験が足りないのもあるんですけど、私たちの欲しい照明や音響のフェードを感覚で共有できていないので、それの感覚を伝えるのも苦労した。アンゴラなんか一年生に教えるときに擬音しか出てこなくって、「ここは『シュン!』ってやってそのあと『すーん!』ってやるんだよ」みたいな。(笑)

くつした2号 :こっちとしてはその擬音でも「いつもアンゴラがやってるこれかなーって」わからなくはないんだけど。

ノヴァ代   :たぶん、一年生はどういうことやねんってなってたと思う。言葉で伝えるってのが反省点です。語彙力ないなって(笑)

アンゴラ椿  :文学部名乗ってるのにねー、日本語分からないっていう(笑)

ノヴァ代   :アハハハー(棒)

精霊のにこごり:あとは先輩がいないから全部自分たちでやらなきゃいけないっていう方面の大変さもあって。

くつした2号 :照明とか音響とかの裏方も先輩たちにサポートとしてついてもらうって感じでやっていたので、2年生が先陣を切って仕切るって言うのは初めてだった。そういうところは難しかった。

アンゴラ椿  :「わぁー、後ろに後輩がいっぱいいるー」ってなった。

ノヴァ代   :私はこの1年間、なんか成長したなっていうのを感じた。2年だけでもなんとか劇って作れるんだなって。

 

常連さんから「笑い」を求められる演激部

アンゴラ椿  :でもアンケート見ると見ている人は見てるって感じだった。

ノヴァ代   :反省点でもありますなー。

山村(さんそん):流れがどんどん反省点になってる(笑)

アンゴラ椿  :ネガティブマンばっかりめ(笑)

鳴海     :(笑) お客さんの反応とかどうでした?

ノヴァ代   :基本的に見てくださってるお客さんはアンケートも含めて褒めてくれることが多くて、そのアンケートをみて勇気づけられた事もあるんですけど、辛口の意見も沢山あって、それも今後の舞台づくりに活かせていければなと。今回はギャグに持っていけるところが少なかったのが反省点でもあるんですけど、お客さんがドッっと笑えるようなシーンを作るのが難しくて、例年に比べて少なくなってしまって…。でも、前に座ってるお客さんとかあんなに暑い中来てくれているお客さんなので、すごい笑顔で見てくださるというか、温かい視線で見てくださるというか。結構ご年配の方もいらっしゃっていて、すごい孫を見るような目で見てくれるのがなにより県女の演激部のありがたいところですね。常連のお客さんが多いんです。

鳴海     :本当に常連さん多いですよねー。県女さんはいつも小林賢太郎原作のコメディーとかをやることが多いじゃないですか。そこで、今回は笑い処が明確になっていない台本でしたけど、演出のくつした2号さんはどう演出を付けましたか?

今回の演出について -がんばる「演出」にみんなが「助演出」

くつした2号 :そうですねー。私たちが入学したときの先輩たちが今までの激部のカラーで、今までギャグを多く取り入れた台本を使っていて。私も演出が初めてっていうのが言い訳になってしまうんですけど、ちょっと技術不足なところがあって「ここ、こうしたいな」って思っても説明不足なところがあって、でもそこは役者さんたちもカバーしてくれたところもあって…

ノヴァ代   :でもさ、テンポのさじ加減を演出からすごい言われて、説明口調の部分が多いから聞き飽きないようなセリフの間合いとか、それこそちょっとおもしろい部分の兼ね合いとかは演出にも立ちの段階から指示をもらって、あとは音響の入るタイミングとかもテンポが悪くならないように調整してくれていたと思うよ。

くつした2号 :いままで私たちは3年生の先輩方に演出していただいてたし、助演とかでも参加できていなくて、演出の事なんてほとんどわからなかったんです。それでみんな突然役職のトップに就いたって感じなので、私からのディレクションがいっぱいあったってわけじゃなくて、わからないことやどうしたらいいのかなってところが沢山あったので、役者とか他のみんなに聞きつつ決めていったかなって思います。

ノヴァ代   :みんなでやった感があるよね。

鳴海     :初演出をしている様子をみてどうでした?

一同     :大変そうだなーって(笑)。

山村(さんそん):台本覗いてみたけど、あれこれ色々書き込んであったもん。

アンゴラ椿  :ごめんねーって感じ。まかせちゃったーって。全然わかってないのに演出を任せてしまったなー。

精霊のにこごり:それは本当に申し訳なかった…

くつした2号 :そういうわからない所がたくさんあったので、そこは本当に各々やってきて、特化しているところ、得意だと思い始めたところがあるので、出来る人に聞くという形をとってしまった。

ノヴァ代   :公演が成功したのは2年が仲良くやっていけていたからっていうのが一番ありますね。2年生が意見を出し合えてこういうことやる方がいいんじゃないって提案出来て、演出だけの舞台じゃなくて、みんなが演出を支える「助演出」みたいな状態で動けていたので、それがなかったらやっぱりもっとクオリティが低くなってしまっていたと思うので、そこがよかったね。1年間やってきてね。

くつした2号 :話し合いとかもちゃんとできたしね。

精霊のにこごり:演出になったのが2年生ではくつしたが初めてで、ほかの4人は全くと言っていいほど演出をやったことがないので、これから3年生の代から2年生の私たちに代替わりしていくまでにはそれぞれ経験しておきたいって言うのはありますねー。

アンゴラ椿  :それこそオムニバスをする文化祭でなんとかするしかなくない?

山村(さんそん):次、文化祭なのか…。早!

くつした2号 :そういうところも歴代の先輩たちとは違ったかなー。結構歴代の先輩たちは「演出やります!」ってずっと演出をしてくれるして先輩が多かったのかな?

役者志望が多いから「演出」は固定しない

ノヴァ代   :なんかすごい演出さんってのがいたんですよね。すごい演出の先輩の跡を継いだのもすごい演出の先輩でその先輩方が今回いなかったので。

アンゴラ椿  :その上の先輩もすごかったじゃん。脚本書いて、演出してってやってるんじゃん。すごくない?神様だよ(笑)。

ノヴァ代   :うちらの代は脚本書く人がいなかったからね。

くつした2号 :なかなか脚本書くのは難しいからねー。

アンゴラ椿  :ノヴァ代は役者したいんでしょ?

ノヴァ代   :したい。

山村(さんそん):うちらの代はみんな役者をやりたい勢だから純粋に裏方希望なのがあまりいなくって。

ノヴァ代   :だから結局裏方が全部アンゴラに回るんだよね。こっちはみんな出たがりだから(笑)。

くつした2号 :だから今後もすんなりは行かなくて、こういう反省を生かしてまた反省って感じでね。3年生が引退するまでにはどうにかしたいね。私で演出を固定していくわけではなく、他の誰かがやるって場合もあるので

アンゴラ椿  :くつしたも役者やりたいんでしょ?

一同     :(笑)

アンゴラ椿  :それこそ、全部考えて、はい、あとやって!っていう方式になるかね。

 

演出もオーディションで決まった⁉

ノヴァ代   :実は今回、演出が決まる前にオーディションがあって

鳴海     :え!?

ノヴァ代   :アンゴラを除いた2年が4人とも役者をやりたくて、アンゴラは裏方のプロ的なポジションになってたから仕事の多い演出は出来なくて、舞台監督になって。オーディションから落ちた人から演出を選ぶっていう(笑)。ある意味、演出もオーディションで選ばれたんです。オーディションの見るところだけ先輩にお願いして。

くつした2号 :先輩とかアンゴラで色々話し合ってもらってここに落ち着いたって形になった。

山村(さんそん):改めて聞くと波乱万丈だったねー。

精霊のにこごり:そういう意味だとほんとくつしたに申し訳ないね。

ノヴァ代   :そうやって決めるところってなかなかないよね。

アンゴラ椿  :絶対一人は演出やりたいって人がいるじゃん。

精霊のにこごり:それで演出をやり切ったくつしたはすげー。

アンゴラ椿  :やり切ってくれるから任せたってところもあるけどもね。だって、私が任命したもん。

ノヴァ代   :舞監が演出を任命するってシステムなかなかない(笑)

アンゴラ椿  :なかなかないよ(笑)。オーディションだと、演技云々ではなくて性格も含めてやったんですよ。主役だけ先に決まって、あとの3人どうする?ってなって。役の決め手に欠けませんか?ってなって。そしたら先に演出を決めるって流れになって、くつしたになった。

精霊のにこごり:演出が先やったん!?

山村(さんそん):警察役決まる前に演出だったんだ!? 知らなかった。

アンゴラ椿  :警察を誰にするか決め手に欠けるねって1時間くらい悩んでて。で、「性格的に演出を任せられる人間は誰だ!」ってなって。

山村(さんそん):それには私達は落ちてるんだ(笑)

精霊のにこごり:落ちたらしい(笑)

アンゴラ椿  :それで、にこ(精霊のにこごり)は舞台に立たせておく人間だってなって、警察を任せたんよ。君、アドリブ上手いじゃろ?

精霊のにこごり:今回そうでもない。。。

ノヴァ代   :去年の本公演の時に、にこごりは2年生で一人だけ役者で選ばれてて、アドリブもすごくできるし、先輩との絡みもすごいしね。今回はアドリブできるところはあんまりなかったからね。

精霊のにこごり:そう考えると今回は本番やりながらでも1年生2人を引っ張っていけるような演技ができなかったなーって…また反省が出てきちゃう(笑)

ノヴァ代   :すーぐ出てきちゃう(笑)。

アンゴラ椿  :そういう意味ではノヴァが千秋楽でカバーしててすごいと思った。

山村(さんそん):あれはすごかった!

後半へ続く!

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